取材日:2023(令和5)年9月6日
運営事業者 | 社会福祉法人八女福祉会 |
所在地 | 福岡県八女市 |
認定自治体 | 福岡県 |
日住定員 | 9名 |
支援体制加算 | なし(15:1) |
宿直体制加算 | なし |
食事提供 | あり |
住居の特徴 | 元養護老人ホームをリノベーション、所有物件 |
元養護老人ホームをリノベーション
元は八女市が運営する養護老人ホームであった物件を移転、跡地をリノベーションした。住まいに困っていてなんらかの支援が必要だと思われるかたや、身寄りがなく一人で生活することに不安を抱いている人を受け入れるための、見守り付きのセーフティネット住宅として運営されている。
リノベーションによって完全個室になっており、1部屋6帖以上の広さを有する。養護老人ホーム時代は1部屋あたり2人などの多人数部屋の仕様だったことが棚などの多さから垣間見られるが、現代風にアレンジされている。
1つの建物に様々な人を受け入れる地域貢献の施設
基本的な利用者像は、ADLがしっかりしていつつも一人で生活することに不安を抱いている人であり、その方々と賃貸借契約を結んでいる部屋が大半を占める。残りの9部屋のみ無料低額宿泊所(無低)・日常生活支援住居施設(日住)として活用している。
身寄りがおらず一人で生活することに不安を抱く高齢者等に寄り添った支援をする、地域貢献の側面もある。また、空いた土地を畑として有効活用し、入居者へスペースを提供。仕事を引退した方々の楽しみや生きがい作りにも力を入れている。
手厚いスタッフ配置
日住の職員配置は15:1としているが、セーフティネット住宅のスタッフも無低・日住の入居者の支援にあたるので、実質的には15:1よりも手厚いスタッフ配置になっている。
スタッフは全員、黄色と緑の制服のような動きやすい専用着にて支援業務を行っている。