桜の郷

取材日:2023(令和5)年10月10日

運営事業者一般社団法人美栄
所在地北海道札幌市
認定自治体札幌市
日住定員13名
支援体制加算II(7.5:1)
宿直体制加算なし
食事提供あり
住居の特徴2階建て、新築、他制度の住居と複合、所有

新築で建てられた日常生活支援住居施設(日住)

 運営事業者の代表が長年、福祉施設等の運営に携わるなかで、住まいで困っている人を誰でも入居させることができればという思いで、2017(平成29)年に開設した施設である。

 建物は2階建の新築で、1階は女性に特化した障害福祉のグループホームとして運営し、2階部分を日住として運営している。

 訪問したのがハロウィン前の季節だったこともあり、施設内全体が装飾されハロウィンを感じることができるあたたかな空間が作り出されていた。また、入居者と一緒に飾り付け作業をすることで、より季節感を感じてもらう配慮をしているとも感じられた。

スタッフが代表以外すべて女性

 法人代表(兼 日住の管理者)は男性であるが、代表以外の運営スタッフはすべて女性である。

業務の可視化

 障害福祉のグループホームと併設していることもあり、障害のあるかたはグループホーム、障害のないかたは日住で受け入れるなど、漏れのないかたちで様々なかたを受け入れている。

 限られた人数のスタッフで複数の施設を運営して支障が出ないようにするため、やるべき業務を洗い出し、マニュアル化、可視化された管理を徹底している。この点は長年、福祉施設等で管理者等を務めた法人代表の経験とノウハウがすべて集約されている。

施設外観
食堂・談話室
北海道防災士会の講話