取材日:2023(令和5)年9月11日
運営事業者 | 一般社団法人ねこのて |
所在地 | 東京都中野区 |
認定自治体 | 東京都 |
日住定員 | 15名 |
支援体制加算 | III(5:1) |
宿直体制加算 | あり |
食事提供 | あり(朝・夕) |
住居の特徴 | 賃貸物件改修、中央にリビング・周囲に居室、2階建 |
住宅街のなかの開かれた施設
住宅街にある隣接した3つの建物のうち、1つのアパートを借りて改修し、無料低額宿泊所・日常生活支援住居施設(日住)として利用している。隣接する戸建ての1つはカフェ、残り1つの戸建ては子ども食堂、子ども図書館として地域の子どもたちに開放している。
日住としての支援内容は、服薬管理、法律相談、金銭管理、社会保障制度の申請手続きなど。
地域のなかに活躍の場
もともと飲食店をしていたかたの支援ケース。病気になり、気力も落ちていたところ、隣のカフェの店長より、モーニング時間帯の営業を始めるにあたり責任者として働かないかという話があり、本氏に提案。カフェを任されるようになってから、元気を取り戻し、病気を治そうという気力が出てきた。
子ども食堂を通して地域とつながる
日住が地域とどうつながっていくかは課題であるなか、子ども食堂を開く形でチャレンジしている。子ども食堂を始めて、地域とのつながりが深まった。子どもだけでなく、お母さん同士のつながりもでき、町会では「子ども食堂のところ」と認識されている。